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セルライトについて

「セルライトが気になる」「できれば解消したい」と考える人は多いのではないでしょうか?

そもそもセルライトとは何か?

セルライトは皮膚の下に蓄積された脂肪が、ミカンの皮のようにボコボコして見えるもので、別名「オレンジピールスキン」とも言われています。

大きくなった脂肪細胞が、周囲のリンパ腺や血管の流れを悪くし、体内の不要な老廃物や水分が溜まりやすい状態を作り出すことで発生し、見た目の美しさだけでなく、体調や健康にも影響を及ぼします。

また、男性より女性に多いのも特徴で、セルライトに悩む女性は多いのではないでしょうか?

◆セルライトの主な特徴
セルライトは主に太もも、二の腕、ヒップ、腹部などに現れ、触ると硬く、冷たく感じることがあります。。
ただ、医学的には有害なものではないものの、一方でセルライトになった部位の「見た目」を気にする女性が多く見受けられます。

■ セルライトは4種類に分けられます

1. むくみ型セルライト
症状としては軽微な段階で、比較的すぐに元にもどりやすい状態です。
女性の場合には、冷え性によりむくみが起こったりする場合が多く、特には筋肉量が少ないと血液やリンパを心臓へ送り返す力がなく、血流が悪くなることが原因となります。
これらは冷え性や便秘など、生活習慣も関係することが多く、太ももやふくらはぎに発生することが多い傾向にあります。

2. 脂肪型セルライト
セルライトが軽度の状態で、押したり捻ったりするとでこぼこが皮膚表面上に現れてきます。体脂肪率が高いと発生しやすいタイプで、脂肪細胞が老廃物をためた結果、セルライトが発生している状態です。放置していると代謝機能も低下しているため、どんどん細胞の肥大化や分裂がすすみ、乾燥や痛みなどの症状も併発する可能性もありますので、早めの対処が必要になってきます。

3. 線維化型セルライト
目に見えるセルライトだけではなく、症状箇所が乾燥したり、つまむと痛みを感じるようになります。これは脂肪細胞にコラーゲン繊維が絡まったまま硬く線維化してしまっている状態で、元に戻すには時間を要します。
場合によっては皮膚は青白くなったり、強い痛みを感じるようになるため、日常生活に支障が生じる前に早めのケアを心がけましょう。

4. 筋肉質型セルライト
日常的に運動をして筋肉量が多い人が、急に運動をやめて筋肉が落ちることでセルライト化してしまう場合もあります。運動不足や筋力の低下が原因で、筋肉の上にセルライトが固定されてしまう状態です。

セルライトができる5つの主な原因セルライトが発生する主な原因を理解し、正しい対策を行っていきましょう!

1. 肥満
体脂肪が増えるとセルライトの生成も活発になるとされています。
肥満が原因で発生する理由として、脂肪が増加することにより周りの細胞組織や血管が、大きくなった脂肪細胞に圧迫され、血液やリンパの流れが滞ることに起因します。これにより、老廃物がたまりやすくなり、セルライトが発生することになります。

2. 加齢による衰え
加齢による、基礎代謝量の低下や、筋力の衰えもセルライトが発生する原因となります。
コラーゲンやエラスチンの減少で皮膚もたるみやすい状態になってしまいます。

3. 血行不良によるむくみや冷え
そもそも、むくみは血液の循環が悪くなり、水分がからだにたまることによって生じます。特に心臓・肝臓・腎臓の機能が低下すると、むくみやすくなることが分かっています。

4. 日常的な運動不足
運動不足は、筋肉があまり使われない状態のため、基礎代謝の低下から血行不良や細胞に栄養素が行き渡らないことによる老廃物の蓄積などが原因としてセルライトが生じます。

5. 自律神経の影響
不規則な生活、寝不足、過度なストレスなどが原因で、自律神経が乱れる場合、内臓機能が低下することが分かっています。内臓機能は基礎代謝の約38%をも占めているため、これにより血液の循環が悪くなり老廃物の蓄積からセルライトが発生しやすくなります。